Gramercy Tavern にて
2010年 01月 31日
記念日で、たまたま予約が取れた Gramercy Tavern へ。
中の部屋が見渡せ角に座れるテーブルへ案内して頂き、事前に記念日だと知らせていたので早速お店側からのスパークリングワインのサービスで乾杯☆
(「抜栓したてが良いです」とは流石に言えませんでしたが。ははw)
同じ Danny Meyer の Union Square Hospitality Group の中で唯一足を運んだ事がなかったお店。The Modern も Eleven Madison Park もとても雰囲気も客層も良く、勿論 Shake Shack などもそれぞれ美味しいと思うけれど、総じて塩っぱいのが珠に傷。。。
Gramercy Tavern は既に老舗の域にある気がするが、いつもお店がいっぱいなイメージでなんとなく敬遠してました。
しかし結果から言うとWhat took me so long!? でした。
お勧め料理を事前リサーチせずに行ったので、食べれる量を考えて私は3皿のコース。彼はお店側には迷惑ながらも7皿のコースを夫々オーダー。(勿論お店側はタイミングを計って持って来てくれました)
アミューズは一口サイズのポテトスフレ。軽い食感で敷かれたチーズと中に入ったオリーブ?の様な物が絶妙な塩気。その先のコースへの期待が膨らみます。
彼の最初のお皿は甘みがすばらしい帆立のカルパッチォ。私はその間にアミューズをもう一品。ビーツの上に砕いたピスタチオとバジルが香るサラダ。ビーツ好きには堪りません。
彼の3皿目、トラウトのスモークは絶品!とろりと口の中でとろけるトラウトは魚臭さもなく、温度も塩加減もパーフェクトっ!小食のくせに7皿のコースを頼んだ彼は胃のスペースをセーブする為に半分もくれました。お陰で堪能できた私はハッピー。ありがとう♪
私のメインは鴨をオーダー。
多少塩っぱ過ぎたらどうしよう…と不安だったのですが、前のトラウトと共に塩はほんのり良い案配!添え物のカーメライズされたポテトもフライドオニオンも良いアクセントだったし、上手に焼かれたので肉汁も程よく回っていて、量が多すぎる事を除けば(笑)私好みの鴨でした。
またまたお店側の配慮でデザートは私にも一皿余計に出してくれ、お腹が12分目の状態ながらも優しい気遣いが嬉しくて融ける物だけその場で頂き、その他は小菓子も含めて持ち帰りコース。
お皿にきれいな書体で Happy Anniversary! と、彼がリクエストせずとも(大笑)入れてくれて感動で胸がいっぱいに。「勿体なくて食べれない〜」とはしゃぐ私の隣で、彼は真っ先にチョコレートをパイナップルに絡めていましたw
デザートは Danny Meyer のレストランの中では一番美味しいかも知れません。例えばパッションフルーツを使った物は酸っぱ過ぎたり、素材の何かだけが異常に強くて他の持ち味の前に立ちはだかってしまっているデザートにしばしば行き当たりますが、ここのデザートはそれぞれ控え目に「私もいますよ〜」と甘みも香りもテクスチャーも程よくあるものばかり。
また直ぐ来たいお店です。
Gramercy Tavern 【地図】
42 East 20th Street
(bet. Park Avenue & Broadway)
New York, NY 10003
www.gramercytavern.com
p: 212. 477. 0777
家からの所要時間:タクシーで約10分
デザートと小菓子の他に頂いたマフィン。翌日ココナツの香りを楽しみながらコーヒーと共に頂きました♪
中の下の方にスパイスが入っていて、最後まで飽きずに食べれます。ケーキみたいな軽い食感で、こんなマフィンなら週に何度も食べたいです。
by may917 | 2010-01-31 18:30 | 夜